胡麻餃子

今日は盛華亭の胡麻餃子（焼き餃子）について。

まずはあんこ（具）ですが、豚肉・キャベツ・にらと、いたっってシンプル。

そうです、盛華亭の全てのお料理に共通する事ですが、一切ニンニクは使われて
おりません。これはチーフが祇園のお店で働いている頃からの名残です。
祇園と言う土地柄、人に接する事の多いお客様にとって、ニンニクは嫌がられました。
その伝統から、いまだに盛華亭のお料理にはニンニクは使われておりません。

次にあんこを包む皮ですが、これも一枚一枚手作りです。

そして胡麻餃子たる所以、この皮に胡麻が入っているのです。

もともとただ辛いだけのラー油を好まなかったチーフは、洋カラシで餃子を
食べてみることにしました。しかし、やはりインパクトに欠ける。。
辛さの刺激はあっても、香ばしさが物足りない。
そこで思いついたのが「胡麻」です。
焼けた胡麻の香りは、洋カラシでいただくと、今までの餃子とは一味違った
美味しさをもたらしたのです。

現在はラー油もテーブルに置かれていますが、これももちろん自家製。
ただ辛いだけの市販品では物足りず、生姜・八角等を入れ、風味豊かに
仕上がっております。
次回のブログで、このラー油のレシピをご紹介したいと思っております。お楽しみに。

今日の一品！
「春雨の酢の物」

暑いこれからの季節、どうしても食欲が低下しがちですが、
これならきっと美味しく召し上がっていただけます。
春雨ベースに、胡瓜・鶏肉・海老・くらげをあしらった一品です。
たれはあっさり辛し酢醤油。ぜひお召し上がりください。